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ザ・マミィ

パワハラ上司と無言の部下が生む爆発力

「パワハラに対して仕返しOK」——そんな狂気の社内ルールがあったらどうなるか。ザ・マミィのコント「パワハラ」は、その設定を徹底的に突き詰めた一本です。

上司がネチネチと部下を罵倒する。部下は無言。そして突然、段ボールへ突き飛ばす。この「理不尽な圧」と「無言の暴力」の対比が、強烈なカタルシスを生みます。

見どころは、上司の話術の二面性。新入社員には丁寧なビジネス口調、部下には高圧的な怒声。この瞬時の切り替えが、狂気を際立たせます。

文字起こし(全文)

149行 / 762字—
出演: A=坊主頭で立って話す男性 / B=眼鏡をかけてデスクに座っている男性(林田)
  1. Aえー、新入社員の皆さんは、えー我々の動きを見て、一日でも早く業務を覚えるように。
  2. Aなんか質問ある人?
  3. Aはい。
  4. Aおい、林田!
  5. Aお前何やってんだ?
  6. A今朝頼んだ仕事は、
  7. Aあ?まだ終わってねえのか。
  8. A俺が新人の相手してる間、何やってた?
  9. Aトロットロ トロットロしやがってよ。
  10. Aお前、気持ち悪いんだよ。
  11. Aお願いだからやめてくんねえかな。
  12. Aもう辞めろよ。
  13. Aお前見てるとさ、
  14. Aイライラすんだよ。
  15. [笑い]
  16. [笑い]
  17. Aおい、大丈夫大丈夫。
  18. Aうん、大丈夫大丈夫。うん。
  19. Aあの、ちょうどいいんでこれ今説明します。
  20. [笑い]
  21. Aえー、うちの会社パワハラに対する仕返しOK制度を導入してます。
  22. [笑い]
  23. Aなのでこれ全然ありです。はい。
  24. Aあの、昨今ですね、あの、パワハラが問題視されておりますが、
  25. Aえー、私、全くパワハラを辞める気ございません。
  26. [笑い]
  27. Aえ、ですのでですね、あの、
  28. Aバランスを取るために、えー、
  29. Aパワハラをやめるのではなく、
  30. A仕返しをOKにしました。
  31. [笑い]
  32. Aおい!
  33. Aお前何ボーッと見てんだよ。
  34. Aおい!
  35. Aなんでこんなことまで俺が説明しなきゃいけねえんだよ。
  36. Aあ?お前がやれよ無能なんだからさ。
  37. Aもう辞めてくんねえかな。
  38. Aもうお前と一緒に働きたくねえんだけど。
  39. Aえ、こっちが辞めればいいんですか?
  40. Aこれ以上お前と同じ空気吸ってられねえんですけど。
  41. [笑い]
  42. [笑い]
  43. Aあの、やり足りなかったらちょい足しOKです。
  44. [笑い]
  45. Aはい。あの、全然むかついたら蹴っちゃってください。
  46. [笑い]
  47. Aえー、
  48. Aその代わり、
  49. A私は皆さんに言いたいことを言う。
  50. Aえー、皆さんは突き飛ばす。
  51. Aえ、これでとんとんになるようになってます。はい。
  52. [笑い]
  53. Aあとあの、
  54. A必ずここに突っ込むことになってるんで、これ絶対片付けないでください。
  55. [笑い]
  56. Aこれ無いと私、死んじゃいます。
  57. [笑い]
  58. Bもしもし。
  59. Bあ、ごめん。
  60. Bも、ごめんて。
  61. Bご、ごめんて、ごめんごめん。
  62. Bごめんね。
  63. Bはい。
  64. Bめんどくせえ。
  65. B彼女の誕生日忘れてた。くそ。
  66. Aお前何仕事中に電話してんだ。
  67. A電話ぐらい休憩中にやれよ。
  68. [笑い]
  69. Aあの、今のは普通に暴力だったけどね。
  70. [笑い]
  71. Aえ?なんか私情乗っかってる感じしたし。
  72. [笑い]
  73. Aええ?
  74. Aあの、皆さんもお気をつけください。
  75. A私、普通に正しい注意をする時もございます。
  76. [笑い]
  77. Aなあ、林田!
  78. A今のはな、流石にだよな。
  79. Aん?おい、林田!
  80. Aおい、どこ行くんだよ。
  81. Aおい、林田!
  82. Bすみませんでした。
  83. A人は誰しも間違いを犯す。
  84. [笑い]
  85. Aええ、そういう時は私にコーヒーでも奢って埋め合わせしてください。
  86. [笑い]
  87. Aありがとうな。
  88. Aあ?
  89. Aこれ微糖じゃねえかよ。
  90. A俺ブラックしか飲めねえっていつも言ってるよな。
  91. Aこんなもん飲めるわけねえだろお前。
  92. A何回言ったらわかるんだよ。
  93. Aほんとお前見てるとよ、
  94. Aヘドが出んだよ。
  95. Aちょ、距離感。
  96. [笑い]
  97. [笑い]
  98. B早く消えろ!
  99. [笑い]
  100. Aああ。
  101. Aこうなったら私が誘導します。
  102. [笑い]
  103. Aええ、なので気軽にサインを送ってください。
  104. Aえー、こんな感じでですね、
  105. Aお互い快適なパワハラライフを送っていきましょう。
  106. [笑い]
  107. A私は必ず皆さんにパワハラをします。
  108. [笑い]
  109. Bすいません、あの、べ、便所行きたいんですけど、いいですか?
  110. Aおい、まだ仕事中だろお前、後で行けよお前。
  111. Bあ、でも、便所行きたくて。
  112. Aなあ、お前またトイレでサボる気か?おい。
  113. A給料泥棒がよ。
  114. Bすいません。
  115. Aお前泥棒に育てられたんか?
  116. Aあ?お前の親も泥棒なんだろうな。
  117. A泥棒家族かよ。
  118. A子が子なら、親も親だな!
  119. Aさすがに親は言い過ぎか。
  120. [笑い]
  121. Aあの、自分で気づけたら自分で行きます。
  122. [笑い]
  123. Aはい!
  124. A大体分かりましたかね。
  125. Aおい、お前聞いてんのかよ、おい。
  126. Aお前だよ、何俯いてんだよ。
  127. Aおい、やる気ねえんだったら辞めたら?
  128. Aなあ、これ以上お前と一緒に居たくねえんだけど!
  129. Aいや、来いよ!
  130. [笑い]
  131. Aえ、今じゃん。今絶対だよ。
  132. Aなあ、林田!
  133. A林田はその辺躊躇ないからね。
  134. A私そういうとこ評価してんだから。
  135. [笑い]
  136. Aおい、来いよほら。
  137. Aおい、来い。
  138. Aあ?行けんのかおい、おい、来い!
  139. Aおい。
  140. Aは?何?
  141. Aおいどこ連れてくんだよ。
  142. [笑い]
  143. Aおい、どこ行くんだよ!
  144. [笑い]
  145. Aあの、
  146. Aちょっとやり過ぎだけど、
  147. [笑い]
  148. Aま、初日だからいいでしょう!
  149. [笑い]

分析

指標値
尺5分55秒
発話文字数762 字
話速140.7 字/分
笑い回数33 回(5.58 回/分)
初笑い0:42
笑いの間隔中央値 8 秒 / 最長 37 秒
笑いの配置序6 / 中13 / 終14
発話の偏りA 92% / B 8%

話速は140字/分と遅めです。それでも笑いは5.58回/分と安定しています。理由は、一人が長く喋り続ける構造が「何かが起きる予感」を溜めるからです。

初笑いが0:42と遅いのも特徴的。前半42秒は「理不尽な圧」を積み上げる時間として機能しています。

発話の偏り(A92%・B8%)が、このコントの核です。上司が一方的に喋り、部下が無言——この非対称性が、突然の暴力を際立たせます。無言のキャラに爆発を仕込む構造は、多くのコントに応用できそうです。

AIが生成した画像です。実際の映像ではありません。

突き飛ばされた後、平然と仕返しOK制度を説明するイメージ罵倒した後に後輩から豪快に蹴り飛ばされるイメージ言い過ぎたと反省し自ら段ボール箱にダイブするイメージ新人を煽った結果、力ずくで部屋から引きずり出されるイメージ
出典・測定元

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