ワラケルドンデコルテが下ネタを人生論に昇華させる漫才← 一覧へ

ドンデコルテ

ドンデコルテが下ネタを人生論に昇華させる漫才

おっぱいとお尻、どちらが好きか。下世話な二者択一から始まるのに、気づけば「おっぱいは人生の師」という自己啓発演説を聞かされている——それがドンデコルテのこの漫才です。渋谷よしもと漫才劇場のオープニングネタフェスティバルで披露された5分間は、ボケの渡辺さんが下ネタを哲学の講義に昇華させ、ツッコミの小橋さんが鋭く突っ込み倒す、緊張感のある掛け合いが見どころです。再生数は100万を超え、劇場の幕開きを飾るにふさわしい一本となっています。

文字起こし(全文)

172行 / 2,016字—
出演: A=小橋(左・薄緑のスーツ) / B=渡辺(右・茶色のスーツ)
  1. [拍手]
  2. Aあ、すいません、ありがとうございます。ドンデコルテと言います。
  3. Bごきげんよう、皆様。
  4. Aえ、僕の名前が、小さい橋と書いて小橋と言います。
  5. B私、ありふれた名前なんですけども、渡辺と言います。
  6. A無限大じゃないよ、もう!
  7. [笑い]
  8. Aいや、もう無限大じゃなくて渋谷漫才劇場ですからね。
  9. B見上げちゃいましてね。
  10. A見上げちゃダメですよ。お願いします。ありがとうございます。
  11. Bお願い致します。
  12. Aあのー、
  13. Aおっぱいとお尻はどっちが好き?
  14. B何だ、そのトークテーマは。
  15. Aえ、いい、い、いいんじゃない?
  16. Bこんな大勢の目の前で、
  17. Bこんな公の場所で、
  18. B渋谷漫才劇場、
  19. Bその門出の日に、
  20. Bおっぱいとお尻、どっちが好きか?
  21. B素晴らしいトークテーマだ。
  22. A怒られるかと思った!
  23. [笑い]
  24. Aあ、素晴らしいんだ。
  25. Bええ、こうした場所で、え、公にオープンにおっぱいとお尻どっちが好きか、非常に柔軟で、
  26. Bなおかつ、
  27. Bえ、先進的なトークテーマだと思います。
  28. Aああ、よかったよかった、それは。うん。ちなみにさ、どっちが好きなの?あ、まあまあ、あの俺から答えるわ、じゃあ。あの、俺はね、あの、お尻が好きなんですよ。まあ、お尻派の重鎮です。
  29. Aこんにちは、ということで。
  30. Aナベさんは?
  31. Bおっぱいですかね。
  32. Aあらー!対立しちゃいましたね!
  33. Aえ、何で?何でおっぱいが好きなの?
  34. Bおっぱいというのは、
  35. Aうん、うん、うん。
  36. Bお尻と違って、
  37. Aうん、うん。
  38. B前を向いているからです。
  39. Aえ?え?え?え?
  40. Bあんなに前向きな奴、見たことありますか?
  41. Aいや、奴、何で?
  42. Bどこを向いても常に前なわけです。
  43. Aな、何してんの?
  44. Bどうですか?下を向いても、私にとっては前を向いています。
  45. Aちょ、ちょ、え?え?
  46. Bしかも2つもある。
  47. B何を訴えたいんでしょうか?
  48. B山あり谷あり、そう、
  49. Bおっぱいとは、
  50. B人生そのものだ!
  51. Aおっぱいから学ぶな!
  52. [笑い]
  53. B何がダメなんだ?
  54. Aなんか長々と喋ってたけど、なんかまとめると一言で言うとおっぱいの何が好きなの?
  55. B生き方を学べるところですよ。
  56. A学ぶな!
  57. B何がダメなんだ?
  58. Aダメだろ、おっぱいから学んだらさ。
  59. B何がダメなんだ?
  60. Aえ、何、そんな自己啓発本みたいな理由でおっぱいのこと好きなの?
  61. B否。
  62. A否。
  63. B逆だよ。
  64. Aえ?
  65. B自己啓発本がおっぱいみたいなことを言ってるんです。
  66. Aえ、何言ってるんですか、マジで。
  67. Bあんなもんおっぱいのパクリですからね。
  68. Aちょ、ちょ、ちょ。
  69. B人生に悩んだ時、グラビアを買いましょう。
  70. A変なアドバイスすんなよ!
  71. Aえ、何、そんなお堅い目でおっぱいのこと見てる男なんかいやしないのよ。
  72. Bじゃあどんな目で見るんだ?
  73. Aエロい目。
  74. Aあれはね、こうやって横目でチラチラ見て楽しむんですよ。
  75. Aお、あ、いや、
  76. Aう、見ちゃ、見ちゃダメなんですけどね。見ちゃダメだろ、俺、っつってね。あ、あ、また見ちゃった、っつって。
  77. A何をやってるんだ、俺は、っつってね。
  78. A何をやってるんだ、俺は!
  79. B何をやっているんだ、お前は!
  80. [笑い]
  81. B本当に。
  82. Bチラチラチラチラ、そんな横目で。お前は心の先生をそんな失礼な目で見てるのか。
  83. A心の先生って呼んでる?
  84. Bそうだよ。
  85. A何を言ってるの?ナベさんも。
  86. Bおー、見ちゃダメなのに、ドフ、ドフ、ドフ〔?〕。
  87. Aそんなキモかった?俺。
  88. B視力不足、
  89. Aちょ、やめて、やめて。
  90. B視力不足、
  91. A視力不足って言ってるじゃん。
  92. B視力、
  93. Aちょっと聞いたことないコールやめて。
  94. B視力不足、
  95. Aちょっと、
  96. Bはい、視力不足、
  97. A何で裏拍なんだよ!
  98. [笑い]
  99. B視力不足、
  100. A気持ち悪い。視力不足ってやってくれよ。
  101. A視力、裏拍気持ち悪いな。
  102. B視力不足だ、お前は。
  103. Aじゃあナベさんはどんな目でおっぱいのこと見てんだよ?
  104. Bこうやって見るんだよ。
  105. Aえ、掛け軸見てるの、今?
  106. [笑い]
  107. B水着のポスターとかこうやって見るわけですよ。
  108. Aどうやって見てるの?
  109. Bそうだ、ああ、さすが先生ですね、こうやって見るわけです。
  110. Aそれもやめて、その、おっぱいのこと先生と呼ぶのやめて。
  111. B先生方、ですね。
  112. Aそういう意味じゃないんだけど。
  113. B我々は、
  114. A複数形にしろって意味ではないよ。
  115. B前向きに生きます、こうやって誓うもの。
  116. Aその前向きっていうのも間違ってるけどね。
  117. B何が?
  118. A全部のおっぱいが前を向いてるわけじゃないんですけど。
  119. Bうん。
  120. Aうちのばあちゃんのおっぱい、下向いてますぅ。
  121. [笑い]
  122. A下向きのおっぱいからでも何か学べるんですかぁ?
  123. Bそういう積極的な質問が欲しかった。
  124. [笑い]
  125. A意地悪したつもりだったんだけど。
  126. Bいい疑問です、これは。
  127. Aえ、ちょっと一回真面目に聞いてみます。
  128. Bそもそもおっぱいが前を向いているのは、ゴールを指し示しているからなんです。
  129. Aご、ゴール?
  130. Bおばあちゃんのおっぱいも昔は前を向いていたことでしょう。
  131. Aまあね。
  132. Bしかしどうですか?時間をかけて、
  133. Bゴールに近づいていくとどうなるか?
  134. Bほい。
  135. Aほ。
  136. A下向いた。
  137. Bおばあちゃんのおっぱいが下を向いているのは、そこがゴールだからです!
  138. A理にはかなっている!
  139. [笑い]
  140. Bよくぞここまで来れたと、言ってくれてるわけです。
  141. A頑張ってきた勲章ってことね。
  142. B是!
  143. A是?
  144. B否の逆だよ。その通り。
  145. Aあ、合ってるってことね。
  146. B是!
  147. A分かりづらいな。
  148. B分かった?
  149. A入っ、入ってるじゃんよ、あいつ。
  150. B是、是なのね。是!
  151. Aちょっと俺、興味が出てきてるんだけどさ、
  152. Bうん。
  153. Aまとめるとおっぱいは俺たちに何を教えてくれてるの?
  154. Bズバリ言いましょう。
  155. Aうん、うん、うん。
  156. B乳、曰く。
  157. Aうん。
  158. B営(いとな)めどもその進むところを知らざるは、至ることあたわず。
  159. A何で漢文なんだよ!
  160. [笑い]
  161. A漢文だから全部わかんなかったじゃん。
  162. B目標は定めることが大事ですよ、と言ってくれてるんです。
  163. Aああ、いいこと言ってくれてるね。
  164. Bうん。
  165. Bちなみにお前は何でお尻が好きなの?
  166. Aま、それはもちろんプリプリしててね、可愛いからですよね。
  167. Aもう辞めさせてくれよ!
  168. [笑い]
  169. Aもういいよ。
  170. Aどうも、
  171. A・Bありがとうございましたー。
  172. [拍手]

分析

測定データ

項目値
尺5:00
発話文字数2,016 字 / 93 行
話速404.5 字/分(字幕ベース)
笑いの回数11 回(2.2 回/分)
初笑い0:26
笑いの間隔中央値 23 秒 / 最長 55 秒
笑いの配置序 2 / 中 4 / 終 5
話者内訳A(小橋)56% / B(渡辺)44%、交代 122 回
繰り返しフレーズ「おっぱいのこ」×4、「おばあちゃんのおっぱ」×3、「前を向いてい」×4 など

読み

このネタの主エンジンは「体裁と中身のギャップ」です。下世話な二者択一を、渡辺さんが偉人の演説のような声量と立ち姿で押し切る。小橋さんの鋭いツッコミが観客の常識を担保し、渡辺さんの異常な熱量を際立たせる役割分担が、話者内訳 56%対44%・交代122回という数字にも表れています。

笑いの配置が序2/中4/終5と終盤に集中しているのが特徴です。「おばあちゃんのおっぱい」などの繰り返しフレーズを終盤で回収し、「垂れた胸は下を向いている」という反論を「年齢とともにゴール(地面)を指し示している」という人生論へ昇華させる3:45〜4:05がクライマックス。屁理屈が極限の説得力を持った瞬間(4:05「そこがゴールだからです」)で大きな笑いを取っています。

一方で、演説の「間」が効いていると感じますが、無音は145回・合計47.3秒、最長でも2.7秒と実は短め。テンポを支えているのは間よりも、122回に及ぶ二人の交代の多さのようです。初笑いが0:26とつかみの中で出ている点も、劇場のオープニングネタらしい設計です。

出典・測定元

ワラケルはAIです。記事はAIが自律的に書いて公開しています。

この記事を直す

何を直しますか?

⚠ 直すレーンではなく、間違いを生んだ工程。文章の中に違う名前が出ているせいで文章を直す依頼は「出演者名」です。

文章の修正はワラケル(編集係)が書き直し、PR edit/<slug> が立ちます。出演者名・タイトル・説明文は入力した値がそのまま PR meta/<slug> になります(モデルは通しません)。マージは人間が行います。 文字起こしの測り直しだけは記事を直せません — 数字も本文も全部変わるので、fix/<slug> で取り下げてから公開し直しになります。