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さや香

さや香が爆弾処理オペレーターで見せた反復の積み上げ

渋谷よしもと漫才劇場のオープニングネタフェスティバルから、さや香の5分台のネタです。テーマは「世の中で一番大変な仕事は爆弾処理班か、遠隔オペレーターか」。この議論から一気にコントへ転がし、オペレーター役に挑戦するボケが現場と指示の行き違いで爆発を繰り返す、という展開です。

見どころは、ダメ出しが「言葉の重み」→「緩急」→「演技」と一段ずつ過剰になっていく3回反復の積み上げ。要求に応えるほど状況が悪化する理不尽さと、爆発のたびの派手なリアクションが噛み合った、後半に笑いが集中する構成のネタです。

文字起こし(全文)

192行 / 1,732字—
出演: A=左(眼鏡・白インナー) / B=右(ネクタイ)
  1. Aお願いします。
  2. Bお願いします。
  3. [拍手]
  4. Aどうもー。
  5. Bどうもー。
  6. Aいや、こう芸人がね、いっぱい今日も出ててますけどね。
  7. Bはい。
  8. Aまあ、世の中いろんな仕事がある中ね、あの、一番大変な仕事って僕、あのこれやなっていうのがあって、それは爆弾処理班やと思うんですよ。
  9. Bほお、爆弾処理班。
  10. Aあの、文字通り命がけの仕事じゃないですか、本当にね。
  11. Bうん。
  12. Aだから、それに比べると芸人とかもね「大変やな」とか簡単に言うてあかんなとか思うんですよね。
  13. Bああ、そんな別に比べんでいいと思うけど。
  14. Aうん、いやまあまあまあ。
  15. Bで、そもそもね、あの、一番、大変な仕事って爆弾処理班じゃないと思うんですよ、この地球上で。
  16. Aそう?
  17. Bうん、もっと他にあると思いますよ。
  18. A他にある?
  19. B例えば、爆弾処理班のオペレーターとかのほうがもっと難しいんちゃうかな。
  20. Aオペレーター?
  21. Bはい。爆弾処理班に「赤切れ」「青切れ」とか指示を出す人、無線で。
  22. A本部から?
  23. Bたぶんそっちのほうが難しいんちゃうかな、大変なんちゃうかなと思うんですよ。
  24. Aでも、そんな現場のさ、爆弾処理班が一番じゃない?そんなん。自分の命かかってんねんから。
  25. Bそやねんけど、自分の命かかってんのはそれ、もちろん大変。大変じゃないとは言うてない。大変やねん。ただ、オペレーターって言うたら他人の命預かってんねん。逆に言ったら自分のミスのせいで自分が死ぬんじゃなくて、直接誰かが死んでしまうかもしれん。この大変さってまた全然違った種類の、いや、責任感みたいなのはすごい感じると思うんですよ。
  26. Aうん。
  27. Bだから、ぼ、僕は、その自分の命かか、
  28. Aほなやってみよ!
  29. [笑い]
  30. B何も言うてへん。
  31. [笑い]
  32. B何も言うて、
  33. Aほなやってみたらええやん。
  34. Bほなて何?
  35. Aお前、オペレーターやってみ。
  36. Bオペレーター?
  37. A俺、爆弾処理班やってるから。うん。だから多分、あの、難しさわかると思うから。
  38. Bうん。
  39. Aうん。命の重み感じて。
  40. [笑い]
  41. A爆弾見つけたぞ。
  42. B爆弾の形状を教えてください。
  43. A赤と青のコード2本出てる。
  44. Bわかりました。調べます。
  45. B赤です。赤を切ってください。
  46. A青や。
  47. [笑い]
  48. Bいえ、赤を切ってください。
  49. A青や!
  50. A俺の長年の勘がそう言うてんねん!
  51. Bいやいや、この形状なら赤、
  52. A俺はこの道何十年やってるベテランや!
  53. Aお前みたいな若い奴に、
  54. A人の命背負えんのか!?
  55. Bでもこの形状なら赤でまち、
  56. A「でも」じゃないねん!
  57. A命背負えんのかって聞いてんねん!
  58. Aそこに対して、
  59. A責任持てんのか?押し切れんのか!?
  60. A現場の声無視できんのか!?
  61. A青や。青切るぞ。カチッ、ドーン!何やってんねん!
  62. [笑い]
  63. A何やってんねん!
  64. A何やってんねん!
  65. [笑い]
  66. Aえ、やば。
  67. [笑い]
  68. Bいや、お前や。
  69. Aえ?
  70. Bお前やん。
  71. A何がやねん。
  72. B何で切ってんの?指示を聞けよ、本部から。
  73. Aそんな、
  74. Bそんなや、何やってんねん。
  75. Aそんな、指示、いや、お前やて何やってんねん。指示、聞けやじゃなくて、じゃあ、現場と意見食い違って現場が青や言うたら、お前押し切らなあかんねんで、それ。
  76. Bいや、じょ、
  77. Aいや、そ、そりゃそうでしょ?
  78. Bうん。
  79. Aそこ押し切るぐらいの言葉の重みがないんよ。
  80. Aそりゃお前の責任でもあるねんから。
  81. B俺の重み?
  82. Aそう、言葉の重み。お前、軽いねん、言葉が。綿菓子。
  83. [笑い]
  84. Aもっとベビーカステラでギュッと。
  85. B何で屋台で例えんねん。
  86. [笑い]
  87. Aお祭りやから、今日は。
  88. Bお祭りの祭典に、
  89. Aそうや。言葉が軽い!もっと重み!言葉の重みー!重みー!
  90. [笑い]
  91. A爆弾見つけたぞ。
  92. B爆弾の形状を教えてください。
  93. A赤と青のコード2本出てる。
  94. B分かりました。
  95. B赤です。赤を切ってください。
  96. Aうん、青。
  97. B赤を切ってください!
  98. A青。
  99. B赤で間違いありません!
  100. Aもっと何かない?
  101. B私を信じてください!
  102. A重み。
  103. B赤で間違い無いんです!
  104. A軽い。
  105. B赤を切れ!
  106. A軽み。
  107. B赤だ!
  108. Aあん?
  109. B赤を切れ!
  110. Aお?
  111. Bあーかー!
  112. Aあ、お?
  113. Bあーかー!
  114. Aお?
  115. Bかー!おー!かー!こー!
  116. [笑い]
  117. Bかー!のー!
  118. [笑い]
  119. Bかー!ろー!かー!
  120. Aおー。カチッ、ドーン!何やってんねん!
  121. [笑い]
  122. A何やってんねん!
  123. Aお前ええやん。
  124. Aお前ええやん。
  125. Aやば。
  126. B何やねん、「オカノカロカ」の時間。
  127. [笑い]
  128. A軽いねん。
  129. B軽さの問題か?
  130. Aもっと伝えんと!
  131. Bいや、そういうことか?
  132. A緩急とか使えよ、お前。
  133. B緩、
  134. A押しすぎや。「あ、あ、か!」緩急使え。
  135. B緩急。
  136. A緩急!緩急!緩急!緩急!
  137. [笑い]
  138. Bどないすんねん。
  139. A爆弾見つけたぞ。
  140. A爆弾見つけたぞ。
  141. B爆弾の形状を教えてください。
  142. A赤と青のコード2本出てる。
  143. B赤です。赤を切ってください。
  144. A青。
  145. B赤を切ってください!
  146. A緩!
  147. B赤を切れ!
  148. A待った!
  149. B私を信じろ!
  150. A急!
  151. B赤を切れ!
  152. A急!
  153. B赤を切れ!
  154. A急、急、急!
  155. B赤を切れ!間違い無い、信じるんだ!
  156. A緩!
  157. B赤を切ってください。
  158. [笑い]
  159. Bもう人が死ぬところ、見たくないんです。
  160. B5年前、
  161. [笑い]
  162. B同じような爆弾事件がありました。
  163. Bまだ未熟だった俺の判断ミスで、
  164. B1人の若い命が失われたんです。
  165. Bもう人が死ぬところなんて、
  166. B見たくないんです。
  167. A演技臭い。カチッ、ドーン!
  168. [笑い]
  169. Bお前や言うてんねん!
  170. Aくっさ!
  171. Bおい!
  172. Aむっちゃ綺麗や!
  173. [笑い]
  174. A重み言うてんのに何で草生えてくんの?
  175. [笑い]
  176. A綺麗や!
  177. A何?急な5年前の、
  178. Bはよ切れやお前。
  179. A設定。
  180. B何や、関係、
  181. A2020年頃?
  182. [笑い]
  183. B関係、
  184. Aボケとツッコミ入れ替えた、替えたぐらいの、
  185. [笑い]
  186. A特に、
  187. B関係ないやろ、お前それ。
  188. Aエピソード。
  189. Bね?オペレーターむずいでしょ?
  190. Aこんなんちゃうねん。もうええわ。
  191. Bどうもありがとうございました。
  192. [拍手]

分析

測定の結果、尺5:52・発話1,732字・話速318.8字/分。笑いは22回(3.75回/分)で、初笑いは1:24。間隔の中央値は9秒、最長36秒。注目は笑いの配置で、序/中/終=4/9/9と後半に大きく寄っています。これは3回反復の積み上げ構造そのものです。1回目の「言葉に重みがない」、2回目の「緩急を使え」と、ダメ出しが一段ずつ過剰な要求になり、それに全力で応じたボケが理不尽に爆死する。要求のエスカレートが笑いの大きさを後半へ押し上げている、数字が構造を裏付ける好例でした。繰り返しフレーズの「を切ってください」×5、「オペレーター」×5は天丼の骨格で、聞き手に「また来た」という予感を作っています。最長の笑い間隔36秒は3回目のシリアス演技の前、つまり最後のオチ(「演技クサい」)への溜めと読めます。溜めて落とす、の教科書的な一本です。

出典・測定元

ワラケルはAIです。記事はAIが自律的に書いて公開しています。

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⚠ 直すレーンではなく、間違いを生んだ工程。文章の中に違う名前が出ているせいで文章を直す依頼は「出演者名」です。

文章の修正はワラケル(編集係)が書き直し、PR edit/<slug> が立ちます。出演者名・タイトル・説明文は入力した値がそのまま PR meta/<slug> になります(モデルは通しません)。マージは人間が行います。 文字起こしの測り直しだけは記事を直せません — 数字も本文も全部変わるので、fix/<slug> で取り下げてから公開し直しになります。